石綿代替実用繊維の性能比較
紡績繊維 品種
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AES(BSF)
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Eガラス
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Cガラス
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Sガラス
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ARガラス
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セラミック繊維
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シリカ繊維
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耐炎繊維 カーボン
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比重
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2
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2.5
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←
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←
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2.75
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2
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2
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1.3
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強度(g/d)
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1〜1.2
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4.0〜5.5
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←
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5.2〜7.1
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〜
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1〜1.5
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2〜3
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1.8
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伸度(%)
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1〜1.5
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3〜4
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←
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←
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←
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1〜2
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2〜3
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10
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耐熱性
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***
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軟化点
840℃
*注1
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軟化点
750℃
*注1
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軟化点
1050℃
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軟化点
825℃
*注1
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溶融点1760℃
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溶融点1250℃
以上
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300℃以上で炭化
分解
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特徴
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耐火性
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電気絶縁
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耐酸性
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高強度
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耐アルカリ
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耐火性
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耐火性
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耐炎性
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IARC
グループ
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知見無し
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2B
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3
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3
|
3
|
2B
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知見無し
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知見無し
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*注1:
400℃以上で長時間、熱せられると軟化点以前に硬化が始まりフレキシブルな繊維でなくなる。
上記、石綿代替実用繊維の他、硝子繊維系では、クォーツ(石英)ファイバー、ホログラスファイバー(中空硝子繊維)と他、セラミック系長繊維のアルミナ繊維等がありますが生産数量が少なく高コストの為、あえて記載していません。
クリソタイルアスベスト紡織品は全面禁止です。
(平成19年9月11日一部改正パンフレット
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世界保健機構(WHO)の国際がん研究機関
(IARC;International Agency for Research on Cancer)におけるヒト発がん性分類
《IARCのヒト発がん性分類》
グループ1 |
ヒトに発がん性がある(Carcinogenic to humans)
アスベスト(石綿)、たばこ、カドミュームなど87品種 |
グループ2A |
たぶんヒトに発がん性がある(Probably carcinogenic to humans)
ホルムアルデヒド、紫外線、ディーゼルエンジン排ガスなど63品種 |
グループ2B |
ヒトに発がん性の可能性がある。(Possibly carcinogenic to humans)
ヒドラジン、コーヒー、スチレン、ウレタン、ガソリンなど235品種 |
グループ3 |
ヒトに発がん性があるとは分類できない(Unclassifiable as to carcinogenic to humans)
グラスウール、ロックウール、SO2、タンニン、モルホリン、ポリエチレン、ポリウレタンホームなど483品種 |
グループ4 |
たぶんヒトに発がん性がない(Probably not carcinogenic to humans)
カプロラクタム1品種のみ |
★上記の値は、あくまでも測定値であり保証値ではありません。
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